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2018/12/27
『エンジェルス・イン・アメリカ』ワークショップ開催のご案内 2019年1月開催

『エンジェルス・イン・アメリカ』ワークショップ開催のご案内 2019年1月開催


『エンジェルス・イン・アメリカ』上演を視野に入れ、シーンスタディワークショップを開催します。変化する世界と対峙し、スケールの大きな激動の物語を背負って生きる̶̶ そんな体験を求める俳優をお待ちしています。

◆ワークショップ内容
7日間をかけて、『エンジェルス・イン・アメリカ』1部2部を声に出して読み、読み解き、実際に演じてみます。

期間:2019年1月17日(木)〜19日(土)、21日(月)〜24日(木)の合計7日間
時間:13:00〜20:00 ※全日程共通
場所:都内近郊スタジオ

講師プロフィール
薛 珠麗(せつ しゅれい)
国際基督教大学卒業後、 演出家デヴィッド・ルヴォーに師事。師匠の他、数多くの外国人演出家の通訳/演出補として数多くの舞台に携わったのち、 翻訳家/演出家として独立。
演出作品:【一人芝居ミュージカル短編集】vol.2と vol.5、シアター風姿花伝『ブルールーム』、 音楽実験室新世界『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき』、ベニサン・ピット『蜘蛛女のキス』他。
翻訳作品:宝塚宙組『WEST SIDE STORY』、帝国劇場『レディ・ベス』、 パルコ劇場『ハーパー・リーガン』、ベニサン・ピット『エンジェルス・イン・アメリカ』 『橋からの眺め』『ブルールーム』他多数。


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上演へ向けた第一歩としての、ワークショップ。

『エンジェルス・イン・アメリカ』のテーマである【変化】̶̶
それは、2018年から2019年へと向かう世界を生きる私たち全員が
向き合い、自らに問わなくてはならないもの。
【変化】はまた、【演劇】の、【演じること】の、本質でもある。

では【変化】に必要なものとは何か。
それは自分の芯とも核ともなる、世界を見るためのメガネともモノサシともなる、
自分だけの【声】̶̶すなわち【価値観】【考え】【意見】̶̶ではないだろうか。
『エンジェルス・イン・アメリカ』には様々な【声】が登場し、ぶつかり合う。
それは今の世界で行われている、そして必要とされてもいる、あらゆる対話と同じだ。

演劇の送り手として、表現者として、我々は
作者や登場人物たちの意見に同意したり同調したりする必要はない。
しかし、それぞれが自分自身の【声】を持った方が良いのではないだろうか。
集まった【声】が多様であればあるほど、
『エンジェルス・イン・アメリカ』という作品は、
演劇は、
世界は、
そしてそこに生きるあなたもわたしも、
豊かに、そして面白く、なるはずだ。

2018年12月、
『エンジェルス・イン・アメリカ』上演を視野に入れたワークショップを開催する。
俳優を対象にしたワークショップだが、演技の技術向上を目的にはしていない。
またオーディション・ワークショップというわけでもない。
『エンジェルス・イン・アメリカ』上演に向けて、
様々な【声】を、そして対話を、活性化させるワークショップとしたい。
俳優が自分の【声】を発見し、深め、磨きをかける場、
そしてその【声】を通してこの戯曲と対峙する機会を提供することによって、
俳優一人一人が自分の身を投じて、より鮮やかに物語を生きる経験値を積んでほしい。
そして演劇そのものがもっともっと豊かな対話となる道を、共に模索したい。

※よろしければ、こちらもご一読くださいませ。リンクご参照ください。
「何故、今『エンジェルス・イン・アメリカ』なのか」 https://tmblr.co/Zo38df2ezkVq_



◆募集
 撻▲ティング】枠
実際に、場面で人物を演じる機会があります。
・対象:プロの俳優として活動している方で、原則全日程ご参加いただける方。
 ※全日程参加ができない場合、ディスカッション枠でしたら1日単位でのご参加が可能です。
 ※遅入りや早出しがある方は、事前にお知らせください。
・募集人数:16名前後(応募者多数の場合は、書類選考あり)
・参加費:33,000円

◆撻妊スカッション】枠
演じる機会はありませんが、戯曲読解やディスカッションなど積極的にご参加ください。
・対象:演劇人の方。1日単位でのご参加が可能です。
・参加費:2,000円/日+テキスト代1,000円

◆申込方法
以下のとおり、メールにてお申込みください。
・件名
【『エンジェルス・イン・アメリカ』ワークショップ参加希望】としてください。

・本文
以下の内容をご記載ください。
,名前(フリガナ)、ご所属、ご連絡先(電話番号とメールアドレス)
希望する応募枠(アクティング枠 or ディスカッション枠)
アクティング枠:遅入り、早出など時間のご希望があれば明記ください。
ディスカッション枠:参加希望日。
(アクティング枠の方のみ)現時点で希望する役とその理由
※複数回答可、その場合は希望順位も明記ください。ご自身と違う性別の役を希望されてもOKです。
※必ずしも希望が叶うわけではございませんので、ご了承くださいませ。
ご藜命辛佞のプロフィール(A4サイズ)、なければお顔が分かる写真。
イ海離錙璽ショップからどのようなことを得たいと考えていますか。少しだけ詳しく、教えてください。
Δ修梁勝△桓遡筺△漢蠱未覆匹瓦兇い泙靴燭蕁記載くださいませ。

・お送り先アドレス
【ws@gorch-brothers.jp】までお送りください。

※書類確認後、受講確認の返送もって、申込完了とさせていただきます。
※応募書類は返却致しかねますので予めご了承ください。
※受講料については、申込確定後にご案内致します弊社指定の口座へのお振込をお願いいたします。

※募集締め切り※ 2019年1月7日(月)15時必着
 応募者多数の場合は、上記期限より前に締め切らせていただく場合がございます。

<お問い合わせ>
(有)ゴーチ・ブラザーズ  ws@gorch-brothers.jp


◆『エンジェルス・イン・アメリカ』 あらすじ◆
舞台は1985年10月から1990年1月のニューヨーク他。
プライアーとルイスはWASPとユダヤ人のゲイ・カップル。
ジョーとハーパーは戒律が厳しいことで知られるモルモン教徒同士の夫婦で、妻のハーパーは情緒不安定だ。
冒頭、プライアーはエイズを発症し、ジョーは司法省への転職を持ちかけられる。
ジョーを誘うのはアメリカ共和党レーガン政権の黒幕としてアメリカ合衆国を陰で牛耳る弁護士、ロイ・コーン。
それぞれのパートナーに訪れた変化に、ルイスとハーパーはパニックを起こす。ハーパーは、夫ジョーには恐ろしい秘密があるのではないかと恐怖におののいているのだ。
実際ジョーには、誰にも知られたくない秘密があった。
どんどん病気が重くなるプライアーを受け止めきれないルイスと、押し殺してきた同性愛者としての自分が溢れそうなジョーがやがて、急接近する。
それぞれの絶望に追いつめられ、プライアーはとうとう天使の声を聞くようになり、ハーパーもとうとう家を飛び出し、南極へ。
一方、ロイ・コーンがあろうことか、当時は落伍者の病とされていたエイズを発症。
向き合えないほどの恐怖と絶望に追いつめられる5人。
そんな時。プライアーの元へ、天井を突き破り、天使が降り立つのだった。
天使の出現を待っていたかのように、5人の物語は更に混沌と混ざり合い、やがて一つの大きな物語へ。
その要となるのはジョーの母親で、やはりモルモン教徒のハンナと、
ロイの担当ナースとなるプライアーの元カレ、ゲイでアフリカ系のベリーズ。
非常に対象的な2人が、様々な局面で物語を打破し、結び合わせる。
天使は果たして、それぞれの今を生きる彼らに、
どんな問いを投げかけるのか?どんな未来を指し示すのか?
そこに希望は、あるのか。
彼らは、人間は、我々は。天使の問いに対し、どう立ち向かい、どう答えるのか。




◆『エンジェルス・イン・アメリカ』の登場人物たち◆
・ロイ・コーン
この劇で唯一の実在の人物。アメリカ共和党レーガン政権を牛耳る黒幕で、赤狩り時代の中心人物の1人。強烈な言動と現アメリカ大統領に世渡りを教えたことでも知られるが、それでいて隠れホモでユダヤ人。アメリカという国における弱肉強食の原理の、まさに権化のような言葉を矢継ぎ早に吐く。

・ジョー・ピット
モルモン教徒。控訴裁判所の判事の首席書記官。情緒不安定の妻がいる。自分の中の同性愛的傾向を必死で抑え込んでいる。清廉潔白であろうとするモルモン教という宗教と、勝者であろうとするアメリカという国、それぞれの圧に、押しつぶされそう。

・ハーパー・ピット
モルモン教徒。ジョーの妻。夫に愛されていないという恐れによって引き起こされる妄想で情緒不安定。抗不安薬中毒で、幻覚も見る。そしてそれ以上に真実が見えており、現実を見据えることもそれを口にすることもそれを笑うことすら平気だが、死ぬほど恐れてもいる。

・ルイス・アイアンソン
ユダヤ人。控訴裁判所の事務員でゲイ、プライアーの彼氏。頭でっかちで神経質でシニカル、打たれ弱くコンプレックスまみれ。だが悪気はない。与党である共和党を忌み嫌っており、リベラルで辛辣な政治トークは長くなりがち。だが悪気はない。

・プライアー・ウォルター
WASP。古い家系の末裔。女装もするゲイで、ルイスの彼氏。戯曲冒頭でエイズを発症する。明るく優しく華やかで何事も楽しめる知性とユーモアと余裕を持ち、死などとても似つかわしくない彼が、死とどう向き合うのか‥‥この物語の中心人物。

・ハンナ・ピット
モルモン教徒にしては珍しく愛想の悪い、コチコチ系モルモン教徒。ジョーの実母で未亡人、ソルトレイク・シティ在住だが、息子夫婦の危機を聞きつけるや家を処分してニューヨークへ飛んだ。そこでは、本人もだが観客も相当びっくりな大冒険が待ち構えていた。

・ベリーズ
アフリカ系。元ドラァグ・クィーンでプライアーの元カレで、ナース。発病したプライアーを気遣い何くれとなく世話をするが、第2部ではかのロイ・コーンの担当ナースとなる。世界のこともアメリカという社会のことも人間のことも、透徹した眼差しで見つめ、公平と信念を貫く言葉は時に鋭い。でも愛がいっぱい。

・天使
アメリカ大陸の権天使。天使ゆえに両性具有、世界の終わりを見知った言葉を持つ。プライアーに預言を託すために降臨、第2部では天と地を繋ぐ大活躍。しかし風邪がなかなか治らない。


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